筋トレめんどくさいな〜と思っている人にこそ読んでもらいたい1冊です。
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優雅な肉体が最高の復讐である『武田真治』を読んだ感想
武田真治さんの自伝書
武田さんは主に俳優やタレントのイメージが強いですが、最近だとサックスやモデル業でも有名になっていきます。
最近では、NHKのみんなの筋肉体操の番組で、レギュラー3名のうちの1名に選ばれ、"筋肉キャラ"として地位が確立しようとしています。
むしろ、紅白に筋肉体操として出場したことで、多くのメディアから「筋肉キャラ」として注目されるようになり、本人も「むしろ本業が何か分からなくなってきた」と困惑しているようです笑
私自身、武田さんに興味を持ったのは、この筋肉体操からでした。
やたら筋肉質な俳優さんだけど、どんな人なんだろう? あんまり詳しくないな…と思って調べていたら、この本に出会いました。
この本は、俳優の武田真治さんの自伝書として2014年に出版されています。
武田さんの人生論が主に書かれているのかな…?と思ったら大間違い。実は、武田さんの筋トレに対する熱い話が半分以上占めます。
その中で特に面白いと感じた箇所を3つ紹介します。
特に面白かった3箇所
楽な道はあって、選択も自由だが、やっぱりキツイ思いをしないと身体は締まらない。
- トレーニングを始めたばかりの頃はやる気があったのに…
- トレーニングはめんどくさい
こう思う人は本当に多いと思います。
かくいう私も、最初の頃はトレーニングが苦手て、少しでも楽したいがために、SIXPADを購入したほどです。
しかし、体を真剣に引き締めたい!と思うの出あれば、本書にも書かれている通り、きついトレーニングを行う必要があります。
それは、食事制限だったり、筋トレしたり、方法は様々ですが、楽して痩せる方法はないということを再認識させられます。
40歳を超えた武田さんが書いているからこそ、その言葉に深みが出て、読者は「そうか〜、もうちょっとトレーニング頑張ってみようかな!」と前向きになれます。
楽な道はあって、選択も自由だが、やっぱりキツイ思いをしないと身体は締まらない。
これは、心に刻んでおくべき言葉だと思います。
筋肉を付けることは、金持ちも、そうでない人間にも、平等に与えられていることなのだ」
これは、本のタイトルにもなっている武田さんの考えです。
どれだけ貧乏でも、お金持ちでも、しっかりと体を鍛えれば均等に体は大きくなります。
生まれつきの体質やサプリメントを摂取する/しないの違いはあれど、私たちの体の構造は皆同じです。
だからこそ、できるだけ早く体へ投資すればするほど、より大きな見返り(体が絞られる・筋肉がつく)を受けられるのです。
筋トレは継続することが大切である点を違った角度から気付かされるフレーズです。
若い頃に身体が綺麗なのは当たり前。年を取ってから、身体が綺麗なことに価値がある
30代半ばから40代になると、体の衰えを感じる人も多くなるでしょう。
- 筋トレする意味を見出せない人。
- トレーニングへのモチベーションが上がらない人
そんな人にこそ、読んでもらいたい1冊です。
まとめ
武田さんの本を読む前は、筋肉モリモリの俳優がいるな〜…ぐらいの感覚でしたが、調べてみると自身で本を出版するほどストイックな方でした。
NHKの自己紹介でも、そのストイックぶりが伺えます。
「筋トレは精神安定剤。決めたメニューをこなせる自分を確認できることで、自分の体調を知り、精神状態を整え、毎日を楽しくハツラツと過ごすことができています。」
俳優さんはストックなイメージがありますが、こんな爽やかな笑顔なのに、ハードボイルドな筋トレが似合うなんて、、、反則ですね。
興味がある方は、ぜひ読んでみてください。筋トレのモチベーションが上がらない人ほど、納得する点が多いはず。