- 人口甘味料って体に悪いの?
- どのくらい悪いの?
- データあるの?
と疑問に思っている方は意外と多いと思います。
最近では、こんなコマーシャルもあるので、人口甘味料は安全で素晴らしいものであるかのように錯覚することも。
先に結論をお伝えすると、我が家では、人工甘味料(特にアスパルテーム)は非常に危険な添加物として認識し、基本的に利用しないように心掛けています。
今回は、数多くある人口甘味料(アスパルテームやアセスルファムカリウム、スクラロース)のうち、世界で最も普及しているアスパルテームに注目して、なにがどう危険なのか説明していきます。
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人工甘味料(アスパルテーム)の危険性について
アスパルテームの歴史
「アスパルテーム」は1965年にアメリカで発見され、1983年に日米で認可された人工甘味料で、製法特許は味の素が所有しています。
味の素は、日本、アメリカ、カナダ、およびヨーロッパで特許を有しており、アスパルテームは数ある人工甘味料の中でも断トツに世界で一番普及しています。
アスパルテームの特徴
砂糖の180〜220倍の甘さがあり、使用量が砂糖の約1/200で済むことからダイエットコーラやガム、菓子類など600種類もの食品に使われています。
ほとんどのキシリトールガムにもアスパルテームは混ぜて使用されており、コンビニでアスパルテームが使用されていないガムを探すことはほぼ不可能です。
その位、アスパルテームは私たちの生活に身近な人工甘味料なのです。
味の素が出しているアスパルテーム(商品名はパルスイート)は2002年から生協でも売られており、ホテルでは卓上甘味料として砂糖と並んで置かれています。
アスパルテームの危険性
動物実験では、以下のような危険性が認められています。
- 悪性腫瘍(がん)の増加
- リンパ腫と白血病の増加
- 腎盂と尿管の移行上皮ガン
- 末梢神経の神経鞘腫
他にも、ベティ・マティーニ博士によると、頭痛やめまい、不眠、脳腫瘍、肝臓・腎機能障害や白血よう、肥満などの副作用も確認されています。
アスパルテームは安全なのか。厚労省の見解
しかし、FDA(米国食品医薬品局 )、EFSA(欧州食品安全機関)、日本の厚労省は30年間に200を超える研究で安全が確認されているとし、安全性に問題はないとして、世界で広く使用されています。
そこで、米・ノースイースタン・オハイオ医科大学のラルフ・G・ウォルトン医学博士(精神分析医)がアスパルテームをめぐる論文のすべてを検証した結果、面白い結果が明るみになりました。
博士が研究内容を調べた結果、国やアスパルテーム関連企業から助成金が出ている研究機関の74論文すべてが、「アスパルテームは安全である」という結果であり、
その他の独立研究機関の90論文のうち83論文が「アスパルテームは脳腫瘍などの致命的な健康被害をもたらす危険性がある」、つまり危険であると結論していることが発覚しました。
また、「安全であると」結論した独立機関7つの研究のうち6つはFDAによって行われたことも判明しました。
つまり、FDAから独立した研究機関はほぼ100%健康被害をもたらく危険性があると指摘しているのです。
にも関わらず、日本では、1日の摂取安全量(ADI)は体重1kgに対して40mg、1人1日辺り2344mg(厚労省)を越えなければ問題はないと結論しています。
利権が絡んでいるとしか思えない内容です。
アスパルテームは微量でも体に影響があるのか?
アスパルテームは動物に影響がないとされているレベルの1000分の1の量の実験でも、マウスの精子に障害を起こしたデータがあります。
2003年に京都府立大の北条康司助教授が発表した内容によると、アスパルテームを毎日1回投与したマウスと水だけを与えたマウスを比較したところ、形が正常で直進する元気な精子の率は、水だけのマウスが平均25%だったのに対して、投与したマウスは16%前後しかなかったそうです。
アスパルテームによって約10%の違いが生じています。
しかも、動物に影響がないとされるレベルの1/1000の量で精子に障害が起きています。
そのため、同じ哺乳類の人間の精子にも極微量で影響が出る可能性があるため、早急に使用基準を設けるべきと見解を示しています。
しかし、その後10年以上たっても、厚労省の規定は一切変わる様子はありません。
アスパルテームは海外でも利用されているの?
2015年にはペプシコーラの北米でのアスパルテームの使用が中止されています。
また、米空軍のパイロットにアスパルテームを与える危険性の指摘もあり、日本国内でもパーキンソン病の患者にはアルコールとアスパルテームは禁止している病院(辻クリニック)もあります。
アスパルテームは頭痛、めまい、不眠、脳腫瘍、肝臓・腎臓障害、白血病、肥満などの副作用が確認されており、アメリカでは300億円を超える訴訟が行われています。
しかし、残念ながら、どれも「アスパルテーム」が被害の主な原因と断定することが難しいため、「アスパルテーム」による重大な疾病が報告されていない=安全。として現在でも世界中で扱われています。
まとめ
今ではすっかり安全で素晴らしものであるかのようなパルスイート(アスパルテーム)。
このようなコマーシャルを見たら、人工甘味料は安全なんだ。と無意識に思わないだろうか?本当に大丈夫なのか?と疑問が生じたため、今回このような記事を書きました。
我が家では基本的に人工甘味料を利用しない方針ですし、これからも無農薬野菜にこだわって生活していく予定です。
あとは、この記事を読んだあなたがどう感じるかです。
最後までお読みいただきありがとうございました!